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僕が初めてキース・ジャレットを聴いたのは日暮里にあったジャズ喫茶でのことでした。アルバムはチャールズ・ロイドのフォレスト・フラワーでした。テーマが終わり、ブレイクからピアノ・ソロが始まるのですが、息をつかせぬフレーズの連続が信じられないほど続き、それがカッコよく、何回もリクエストしたのを憶えています。これがそうです。
それからこのピアニストに興味を持ち、ゲーリー・バートンと共演したアルバム、ピアノ・ソロのアルバムである、Facing You(そのころチック・コリアもピアノ・ソロのアルバムを出していたのですが、僕の好みとしてはキースの方でした)そしてかの有名なケルン・コンサート、凄く好きでした。私事ですが、バークリーで勉強していた時、ピアノの最初のお師匠さんからコピーを進められた曲がキースの「Life Between The Exit Signs」というアルバムのMargotという曲でした。短い曲なのですが、なんというか普通の曲の様でいて凄く自由なインプロヴィゼーション、ハーモニーが展開されていきます。このようなピアノが弾けたらどんなに良いだろうと憧れを持ちました。後「My Song」も好きな曲の一つです。 キースを聴いて、8ビート系の曲に対するアプローチも知りました。(それまで4ビート一辺倒だったのです)今でもいろいろな意味でキース・ジャレットは僕の音楽に対する考えの重要な部分を占めています。 PR |
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