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よくフルート、サックス、ヴァイオリン等の初心者用の譜面と音データを作る仕事が入ってくるのですが、ポップスからクラシック、様々な曲を初心者用のものに直していきます。仕事をしていると普通の時に音楽を聴く機会が少なくなり、いまはやりのAKBもこの仕事のとき初めて聴いた次第です。聴いてみてすぐ驚いたのは昔からあった女性アイドルタレントのための定番のアレンジ方法が今現在も生きている事でした。僕が初めてそのような手法を感じたのは80年代にアイドルの曲を数多く手がけていた萩田光雄さんのアレンジでした。よくそのころはアイドルのステージ・アレンジ等を手掛けていたので萩田さんの曲をよくステージ用にアレンジしていました。アレンジ方法は、◎曲の構成としてABC形式のものでAは明るく、Bは聴き手をホロっとさせるようにマイナーの雰囲気とハーフ・タイム・フィーリンのリズム、Cを印象的なメロディ(売れ線のめろ?)のリフレインという形プラス、曲中1回しか出てこないアクセントとしてのセクションの使用。◎音色の美しい楽器やシンセをアクセントとして多用する。◎転回形の分数コードの効果的な使用、サブドミナント・マイナー系のコードを使用し曲を少し幻想的にさせる。等のポイントがあります。このポニーテールとシュシュにもそのような部分が多く見られます。定番は不滅なのかなぁ!もちろん今現在の楽曲なのでアプローチが違うところも多くあります。テクノっぽい打ち込みの音楽(アキバ系?)が好きな人のためでしょうか、小室さんの影響でしょうか、イントロのピアノ等打ち込み感をだすためか硬いシンセピアノのような音色に仕上げています。また、アナログシンセの効果音(アキバ系の人の好み?)の多用(萩田さんの時代は綺麗なシンセサウンドでした)。Dセクションの前に現れるロック色の強いサウンド、転調の多用(この頃のアニメによく現れる)なども現代ならではなのでしょうか。僕のページでMIDIデータ付きで説明していますのでよろしく!
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